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≪10ボール≫

  

【ブレイク】……WPAルールでは交互ブレイク。

DP(ドラゴンプロモーション)及び、WPC'082008年の10ボール世界選手権)では勝者ブレイク。

 

【ラック】……WPAルールでは敗者ラック。
@をフットスポット、Iを真ん中に。ABの位置は逆転してもよい

DPルールでは自分ラック。

 

【エース】……WPAルールではエース無効。ブレイク時の10番インはスポット戻し。

WPC'08ではエース有効。DPルールでは、ラック側のコーナーに落ちた場合はスポット戻し。サイド及びブレイク側のコーナーに落ちた場合はエース。

 【コールショット】……ジェントルマンズコール(*@参照)だが、コンビ、キャノン等紛らわしい場合は相手プレイヤー(審判) にきちんとコールすること。同時に複数のボールはコールできない。

*コールされたボールがコールしたポケットに落ちれば、その前後にキャノン、コンビ等で落ちたボールはそのままになる。10番が落ちた場合は得点となり、そのラックは終了となる。

例:3-10コンビ等で10番をコールした場合、3番が落ちても10番が落ちなければ交代となる。3番をコールした場合、3番が落ちずに10番が落ちたら、10番がスポットに戻されて交代となる。いずれの場合でも、ノーコールインなので、相手のオプションになる。

【ノーコールイン】……以下の場合、相手のオプションとなる。

 1)コールしたボールが選択したポケットに落ちずに違うポケットに落ちた。

 2)コールショットに失敗して、コールしていないボールが落ちた。

 3)上記12が同時に起きた。

*<相手のオプション>……撞くか、パスか選べるということ。

 【セーフティ】……セーフティをコールして先玉に当たり、いずれかの先玉が落ちた場合は相手のオプションになる。

*つまり、8ボールのように自分のボールを落としてのセーフティは成立しない。

 【ボールの処理】……ブレイクファール、ファール、ノーコールインで落ちたボールはスポットに戻さない。ただし、10ボール はフットスポットに戻す。

 【空クッション時の注意】……空クッションから入れにいく場合は、コール(ボールとポケット)を明確に宣言しておくこと。

  

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コールショットルールにおいて、狙いがわかりづらい微妙な配置のみコールを行うという取り決めのこと。互いに紳士的に判断する、の意味合いから。